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東京メンバー紹介

Writer's picture: aineaine

自分にとって、演奏する時、自由に、リラックスしていられるかどうかということに、メンバーとの関係性はすごく大事になってくる。




メンバーの緊張や、過度のリラックス具合まで無意識に拾ってしまう性質を持っているので、メンバーには何があっても動じない人でいてほしい。


あたしのこと、あたしの演奏、あたしの作る音楽を良いね!って言ってくれる人。


いつもハッピーバイブ出してる人。






自分で選ぶ時には特に慎重に。





音楽性や技術的なものを持っているのは大前提ではあれど、周りには基本的に素晴らしいミュージシャンしかいない恵まれた状況にいるので、選び放題。


その上で、となる時、思い出すのはバークリーで教授に言われた言葉。


「君はいつもしっかり予習して来るし、授業に遅れないし、毎週来るし、素晴らしい。結局そういうミュージシャンに仕事が来るんだよ。」


技術的なこと云々は置いておいて、あたしがここまでドラマーとして仕事をして来れたのは、本当にそういう部分は大きいよなーと思う。


まぁ、もう一度言うけれど素晴らしいミュージシャンばかりに囲まれて仕事をして来たので、そもそも周りは真面目に仕事に向き合う人ばかりですけどね。





テクニックと音楽性と人間性、それがあればこそ。というか人間の出来てない人と仕事はしたくない。






というわけで自分のギグで大事にしていることは何かな、、、と改めて言語化する時に、誰にお願いするかはすごく大事。


彼らとの繋がりを感じながら、作りながら一緒に演奏したい。


それらがそんなに大事なら、今回東京でお願いする大好きなメンバーの紹介でもしようかなと思いついた。





唐突に。





このメンバーの中では一番新しく知り合ったギターの大舘哲太さんは、それでも知り合ったタイミングから数えれば8年くらいにはなりそうだけれど、東京のジャムセッションで出会った方。


その人柄の良さで、気軽に話しかけて来てくれて仲良くなり、色んなお店やイベントを教えてくれて、過去にはアフロビートジャムセッションを一緒にやってもらったりもした。


ひたすらレゲエとかアフロビートをやってるような人なので、aine wie keine、最初の東京デビューライヴのギターをお願いした時には「え!」という反応でした。笑


今回もジャズ的な曲のメロディやらソロを弾けだの、ピックスクラッチしろだの、無茶振りしかしていないような気がします。


でも、「曲、めちゃくちゃ良いですね!」をひたすら繰り返してくれて、周りの人にも同じテンションでクチコミしてくれて、そんな嬉しいことしてくれる人にはやっぱりどうしてもお願いしたい。




最近、ご自分のアフロバンドを始められたご様子です。絶対カッコいいだろうから、皆様、一緒に見に行きましょう。






ベースののりくんこと細谷紀彰くんは、バークリー時代からのお友達である。



当時も誰かのプロジェクトでJ-popを一緒にやったり、あたしの宿題のジャズ曲を演奏してもらったり。


卒業後、一度日本に戻った後にベルリンに渡り、長く住んでいて、その間音信不通だったのだけど、あたしが「ベルリン行こうかな、、、」と思ったタイミングでコンタクトを取り、その後実際に引っ越した後からは会うことが増えたのに、さっさと日本に帰ってしまい。そこからはあたしが日本に帰る度に東京で一緒に演奏してもらったり、彼がベルリンに遊びに来たタイミングでお茶したり。お互いに割と私生活も良く知っているお友達である。ボストン、ベルリン、東京と三箇所同じ場所に住んだことがあるという共有感はすごく貴重で、彼が自分のリーダープロジェクトをしていることもあり、ビジネスの上での感覚も分かってくれる、数少ない友達。日本に帰ったのに毎年何かしらのプロジェクトでヨーロッパやイスラエル、海外に頻繁に出て活動している様は本当に尊敬する。


そんな彼はルナシーが好きとかそういうきっかけで音楽始めたと聞いたような気がするけど、今となっては六弦ベースを縦横無尽に引き倒す、、、というよりはジャズ作曲科を出たその作曲スキルを駆使したとてもメロディアスな曲を書き、ベーシストとしてもやり過ぎることなく素敵なラインでドラムをしっかり支えてくれるかと思えば素敵なベースソロもお手の物という、本当に頼もしい人なのであります。





そしてキーボードのユーサク、吉村勇作もボストン時代からのお友達。お友達という感覚を最早超えているけれど、どこに行きついているのかは分からない。彼がどこの国の出身なのか分からなくなるのと同じくらい分からない。アブダビでパキスタン人にお前アフガニスタンから来ただろ、と言われ、ジャマイカ人の中にも溶け込み、どっかの仙人って言われてもあーそうですかって思うくらいだったんだけど、最近は恰幅がよくなったので普通に正体不明の人である。


今となっては若いミュージシャンをときめかせている某ミュージシャンとかとユーサクが一緒に住んでいた当時、レコードも漫画も沢山置いてあるそのお家に遊びに行ってひたすら昭和歌謡を聴いたり、彼らがジャムるのを聴いたり、友達が演奏する地元のクラブに遊びに行ったり、とりあえずあたしのボストン時代からの音楽遍歴をよく知っているであろう人なので、去年一緒にデュオでギグした時にはそれはそれは楽でした。行きたいところちゃんと分かって連れて行ってくれる感が凄かった。そんな人があたしのEPをめちゃくちゃ聴いてると言ってくれた時には本当に嬉しかったね。






そんな3人をお迎えして、先日リハーサルをして、一緒に作ろうとしてくれるその時間が物凄く幸せな時間だなーと、そしてその録音を聞き直しながらまた楽しいいいい!!!となっているのである。



結局あたしがやりたいのは、自分が演奏したい曲を書いて、一緒に演奏したい人にお願いして、素敵な空間で、是非聞いてもらえたら嬉しいな、楽しんでくれるだろうなと思う友達を呼んで最大限に自分の好き放題するってだけなのである。




最終的にその場所さえも作ってしまいたいと思っているのが次の目標です。






まずは明後日、三軒茶屋Grapefruit Moonでこの素敵な人達と、とっても素敵な音楽を、時間を作るので、是非皆様もご一緒に。






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